
痛いよ。
2011年03月07日

ねえ きみが思っている程 ぼくは馬鹿じゃないよ
鈍感なフリするのも 堪えられなくなってきたんだ
ぼくのために さりげなく隠している過去も
たまにつくやさしい嘘も 気付いているんだよ
きみが使う ことばひとつで ぼくはいつも 胸が痛いよ
平然と振る舞うぼくも 内心は穏やかじゃないよ
全神経を尖らせて 君を探ってるの
乱れる呼吸 泳いでる目 はぐらかす表情
一拳手一投足が 恐くて仕方ないんだよ
きみが作る しぐさひとつで ぼくはいつも 胸が痛いよ
気に入ってるその洋服も ヘアースタイルや厚化粧も
思い出話も 価値観も 喜怒哀楽も
変なくせのあるキスも ベットで喘ぐ声も
ぼく以外の誰かにも見せていたんでしょう
きみが使う ことばひとつで ぼくはいつも胸が痛いよ
きみが作る しぐさひとつで ぼくはいつも胸が痛いよ
やさしい嘘をついてまで 喜ばせるよりもさ
本当のことを言ってくれよ そして 僕を悲しませて
気づいたらぼくはもう 独占欲に溺れていて
エゴイズムを振り翳して くだらない愛を語っていたよ
でもぼくがきみが好きで どうしようもない程に 好きなのさ
これだけは 信じて欲しいんだよ
きみが生きる ひとつひとつが ぼくにとって 喜びなんだ
きみが生きる ひとつひとつが ぼくにとって 悲しみなんだ
胸が痛いよ 胸が痛いよ 胸が痛いよ
僕が抱く この思いは きみにとって 愛と言えるの?
教えてくれよ 教えてくれよ 胸が痛いよ